辞める・・・
就いていた職や地位などを退くのこと
“辞める”とGoogle検索すると
【仕事 辞め たい】【会社 辞め たい】【バイト 辞め 方】
というキーワードが出てきます。
20-35歳の71%の人が
「仕事を辞めたいと思ったことがある」と回答*1
事実、マイナビ転職さんの調査によると
正社員で働いている20〜35歳の71%が
仕事を辞めたいと思ったことがあるそうです。
この記事を読んでくださっているあなたも
きっと一度は “仕事辞めたい…”
って思ったことはあるのではないでしょうか。
数字を追わなくてはいけなかったり
何歳差も離れた上司や部下との
ジェネレーションギャップに悩んだり
営業をしているとお客様を騙しているような気になり自己嫌悪に陥ったり。。
色んな理由で仕事が嫌になって辞めたくなったことがあると思います。
学生でもバイトを行くのが嫌になったり、
好きなことをする時間が欲しくて授業を休んだり、
学校をやめたい、と思ったことがあるかもしれません。
辞める というイメージは
- ネガティブなイメージ(逃げている?)
- 意思が弱い(続けて見えるものがある?)
のようなイメージだと思います。
“辞(める)”という漢字の語源も
会意文字で「罪人を責める」という意味であったり
語源の時点からネガティブな印象がプンプンします。
しかし辞めるということは今やとてもポジティブな行為だったりします。
詳しく解説していきます。
人生は有限です。
人生は有限です。
世界一の投資家のウォーレン・バフェットも
マイケル・ジャクソンも聖徳太子も
ホームレスも安倍晋三もあなたも僕も
みんな同じ一日24時間です。
その中で、何をするのかはあなたの自由です。
現状を愚痴っていても状況は変わりません。
仮に
成功者や、憧れる人みたいになりたい
と思うのなら
その人たちの真似すべきです。
自分らしく生きたい
と思うのなら
自分らしいと思えることに注力すべきです。
そのために“辞めるべき”なんです。
人生は有限です。
トレードオフ
ー何かを選ぶということは何かを捨てるということー
何かを選ぶということは、何かを捨てるという考え方があります。(トレードオフ)
言い方を変えると
何かを“辞める”ということは
何かを“選ぶ”ということ
何かを辞めたいと思った時
- 他にやりたいことが出来た
- 自分の在りたい生活スタイルと乖離している
など今の自分に無いものへの憧れがあったり
- 今の環境にいる自分が自分らしくなく、疲弊している
- 何をしても楽しいと思えない、不安が大きくなる(うつ気味)
など疲労のサインが出ていたりしませんか?
コケて怪我をした時に“痛み”を感じるのは身体が
“血がでてるよ!手当してほしいよ!”
と異常事態を知らせてくれています。
もし痛みがなかったら、怪我をしても気づかずに血を流しまくって
気づいた瞬間にふと倒れたり、死んでしまうかもしれません。
同じように“辞めたい”と思うのはあなたの心が
“このままではだめだよ!違う環境がいいよ!”
と伝えてくれているのです。
仕事を辞めたいと思っている方
- 収入(お金)がなくなるから辞められない・・・
生活水準・環境を見直せば固定費は減られる
それでも厳しければ生活保護受ければ働くなくても生きていける。
稼ぐ力をつける(副業・事業・投資 など) - 世間体が・・・
それも大事ですが、あなたの心の健康の方がよっぽど大事です。
バイトを辞めたいと思っている方
- 収入(お金)がなくなるから辞められない・・・
今の御時世いくらでも働き手はあります。労働者のことをコストとしかみていないゴミブラック企業もあるのでとっとと辞めましょう。労働者が離れれば離れるほど、ブラック企業は衰退します。とっとと辞めよう。 - 世間体が・・・
バイトは関係ないです。なんなら飛んでも許される(なるべくちゃんと辞めよう 笑)
“やりたい!”と思って始めたことをやめたいって思っている方
- 一度やりたいって自分で言った手前、辞めづらい・・・
2,3日だけおやすみしましょう。 - 2,3日休んだけど、やっぱり続けるのしんどい・・・
辞めましょう。敗走ではなく、戦略的撤退です。
きっともっと他にあなたにあったモノ・環境があるはずです。
行動したことは無駄にはなりません。何かに挑戦した、ということに自信と誇りを持ってどんどんチャンレンジしていこう。そして自分の適性、あったやり方を少しずつ探りながら身につけよう。
結論、辞めたいと思ったなら辞めるべきです。
それは敗走ではなく、戦略的撤退と思いましょう。
仮に
“辞めたい”って思ったけどまぁ踏ん張って続けるか。。。
と続けることにしたとします。
そのまま耐えれるレベルなら良いのですが、
個々のストレス耐性や事の大小によっては
心が病んだりしてしまう可能性があります。
仕事の成果やお金も大切かもしれませんが
なぜあなたは働いているのか、生きているのかを考えてみて下さい。
命あっての仕事、健康あっての生活。
健康を害したり自己犠牲してまですべきことはないと思います^^
その踏ん張るパワーは新しいことに踏み出すパワーに変換しましょう。
今日は やめてみよう
- 辞めたいって思ったことは思い切って辞めてしまおう。
- いきなり辞めるのが難しい時は2,3日だけ休んで切り替えよう。
- 2,3日休んでも辞めたいと思った時は辞めてしまおう。
- いっぱい休んで頑張りたくなったら、頑張ろう。
- 自分の心を大事にしよう。
健康大事。
*1:引用元:マイナビ転職 様https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/yametai
調査方法/全国の20~35歳の会社員(正社員)を対象にインターネット調査
実施期間/2015年7月31日~8月2日、回答数370名