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かぜ薬を飲まずに、かぜを治す方法

かぜ薬を飲まずに、かぜを治す方法
こんな方に読んでほしい

“かぜのひきはじめの方”
“かぜ薬を飲まずに、かぜを治したい方”
“少しでも早くかぜを治したい方”

今年も風邪とインフルエンザが流行っていますね。
今回は、かぜ薬を飲まずに、かぜを治す方法を解説していきます。



*本記事は主に、かぜの引き始め、かぜの症状が軽度の方向けに書いています。
症状が重度の場合(例:38度以上の高熱が有る など)は、病院で診察されることをオススメします。

*おばあちゃんの知恵的なものだと思ってください。
*本記事は治療の保証をするものではありません。症状が悪化した場合も当サイトは責任を負いかねますのでご了承ください。

かぜ薬を飲まずに、かぜを治す方法

かぜ薬を飲まずに、かぜを治す方法は以下です。

かぜ薬を飲まずに、かぜを治す方法

1.身体を温める。
2.十分な睡眠を取る。
3.適度に水分補給をする。
4.ビタミンCを摂取する。

順に解説していきます。

1.身体を温める。

体温が1度あがると免疫力は5〜6倍にもなるそう。
かぜを引くと、ウィルスと戦うために身体は体温を上げ、免疫力を高めようとします。
しかし、あまりに高熱の状態が続くと体力を消耗してしまいます。
なるべく、かぜのひきはじめの段階で身体を温めて、早めにウィルスを撃退するのがコツです。

身体を温める方法

・洋服を着る
・身体を温める食事を取る
・葛根湯などの漢方薬を飲む
・暖房機器(エアコン・ストーブ等)を使う
・お風呂に入る

洋服を着る

いつもより厚めに服を着ましょう。
特に首元や内もも足首など表面に近いところに血管が集まっているところを温めると温まりやすいです。
局所対策として、カイロ・腹巻きも有用です。

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身体を温める食事を取る

冬が旬の食材、寒い地域で採れる食材、根菜類、発酵食品などを摂りましょう。

身体を温める食材(一例)

野菜:
かぼちゃ・カリフラワー・ねぎ・ごぼう・にんじん・レンコン・しょうが・シナモン・黒豆

肉・魚:
鶏肉・鮭(シャケ)・まぐろ・かつお・さば

発酵食品:
みそ・しょうゆ・納豆

逆に、夏が旬の食材や、暑い地域で採れる食材、精製・加工された食品は身体を冷やすので高熱時以外は避けておきましょう。

身体を冷やす食材(一例)

野菜、果物:
レタス・きゅうり・ナス・トマト・バナナ・オレンジ

乳製品、加工品:
牛乳・バター・豆腐・とろろ昆布

飲み物:
コーヒー・緑茶

精製された系:
白米・白砂糖

“温かい緑茶は体が温まる” “バナナは栄養価高いし、滋養強壮にもなる。かぜの時はバナナだ!”
と思いがちですが、これらは冷えに繋がります。
体温上げたいと思うときには控えるようにする、どうしても使いたい時は身体が温まる食材と一緒に加熱処理するようにしましょう。

葛根湯などの漢方薬を飲む

実は、風邪(かぜ)の語源は漢方用語だったりします。
正式には「風寒の邪(ふうかんのじゃ)」といい、“寒い敵がせめてくる!”という意味だそう。
そんな漢方界隈のエース的な存在の葛根湯は、“カラダを温める漢方薬”です。
かぜのひきはじめに葛根湯を飲むことで、身体を温め、かぜをやっつけられます。

暖房機器(エアコン・ストーブ等)を使う

身体を温めたいなら、部屋も温めましょう。
エアコンの暖房だとどうしても乾燥しがちになります。
空気が乾燥しているとウィルスが活性化します。
エアコンを使用する場合は、加湿器と併用するのが良いです。
加湿器がない場合は、濡れタオルを室内干しにする。とかでも大丈夫です。

一般的に、湿度は50〜60%程度が良いと言われています。
湿度を上げすぎると、窓が結露してカビの原因にもなります。
湿度計で湿度を確認しつつ、約55%を目安に加湿するようにしましょう。

お風呂に入る

お風呂に入れる体力がある場合は、お風呂に入って身体を温めましょう。

かぜの時は、風呂に入ってはダメ。
という話もありますが、これは

・昔の日本の家は、お風呂が外にあった(例:五右衛門風呂など)
・そもそも家にお風呂がなく、お風呂に入る=銭湯に行く。だった。

という昔の日本の事情があります。
現代の日本だと、あまり気にしなくて大丈夫です。

ただ、かぜの症状がヒドい場合や、下記に当てはまる場合は、辞めておいた方が良さそうです。

お風呂に入らないほうが良い場合

・小さな子どもや高齢者
・38度以上の高熱がある場合
・嘔吐・下痢の症状がある場合

2.十分な睡眠を取る。

十分な睡眠をとる

ヒトは睡眠中に自然治癒力が高まるといわれています。
自然治癒力とは、ヒトや動物が生まれながらに持っている、ケガをしたり、病原菌が体内に入ったりしても時間と共に自然に治っていく、という魔法の様なチカラです。

さらに良質で長い睡眠をとると体の免疫力が高められ、かぜをより早く撃退することができます。
仕事や学校を休めそうならば休み、思いっきり寝るのも良いかもしれません。

3.適度に水分補給をする。

水分補給をする

かぜを引くと、発熱や発汗、鼻水、痰(たん)などで脱水になりやすい状態になっています。
起きている時はもちろん、寝ている間にもかなりの汗をかくので、普段よりも意識的に水分を取るようにしましょう。
水分補給のコツは、

  • 一気に飲まずに少しずつ飲む
  • 常温の水、経口補水液、スポーツドリンクを飲む

です。飲み物が冷えていると、体温も下がってしまうので、なるべく常温か、温かいものを飲むようにしましょう。

4.ビタミンCを摂取する。

ビタミンCをとる。

ビタミンCはかぜに最も有効とされている栄養素です。
ビタミンCをたくさんとることで、通常より2〜3日かぜの回復が早くなった事例が多くあります。
“早く治したい”と思うのならば、ビタミンCを取ることをオススメします。
ビタミンCは摂りすぎても排出されるので、摂りすぎによる副作用(オーバードーズ)の心配もしなくて大丈夫です。

ただしビタミンCで、かぜが治るという医学的な根拠はありません
それでも早く治ったという事例が多いのも事実です。

信じるか信じないかは、あなた次第です。

まとめ

もう一度要点をまとめます。

かぜ薬を飲まずに、かぜを治す方法(まとめ)

1.身体を温める。
  =洋服を着る
   身体を温める食事を取る
   葛根湯などの漢方薬を飲む
   暖房機器(エアコン・ストーブ等)を使う
   お風呂に入る
2.十分な睡眠を取る。
3.適度に水分補給をする。
  =常温、少しずつがおすすめ
4.ビタミンCを摂取する。
  =2,3日早く治る(?)*医学的根拠なし

重症な場合は病院等での診察をオススメしますが、
まだひき始めや、軽度の場合は実践してみてください。

それでは、お大事に!

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さとき
とりあえずやってみることが好き。 これからの経済や生き方、稼ぎ方などの話を中心に、情報を発信しています。